-プロフィール-

不良になれず、優等生にもなれなかった 十代。

自分のことばかり考えていた 二十代。

別の自分に期待してのアメリカ生活 三十代前半。

コンピュータではなく、自分の手で なにか表現できればと考え・・・

そして土の道があった 三十代後半。

先祖の土地をあずかり、育った岡山の土をいただき、

その土でカタチづくりを少しずつ表現する喜びを感じている いま・・・

LESS is MORE

へらし そして ふやす

「思いがあれば、技術はあとからついてくる」

ありがたい言葉を念じながら、なにか少したりない

いいかげんな普通をめざしています。

「思いがあれば、技術はあとからついてくる」

ありがたい言葉を念じながら、なにか少したりないいいかげんな普通をめざいしています。

Akihiko
Inoue



由来

屋号「入屋」

うちには屋号があります。

300年ちょっとまえ、備前国の伊里の地から、ご先祖さまがこの地に入ってきました。

ぼくの祖父は、村長をやめたあと雑菓子屋「伊里屋」を昭和20年代後半のころ開きました。

出身地の名を屋号にしたんですね。

これが伊里屋のはじまりです。

明治から大事に使われてきた数十枚の諸蓋(もろぶた)があります。お祝い事のとき、お餅などを入れるのに使っていたものです。

諸蓋を何度か新調していて、はじめは「伊里屋」と書かれていましたが、いつの頃からか、「入屋」になっています。

家が水門の入口まえにあること。昔から人の出入りが頻繁であったこと。それらを喜んで先祖がきっと入屋に改名したのでしょう。

いまその諸蓋は窯道具として使っています。

1959

岡山県総社市生まれ

1980

東京にてグラフィック・デザイナーとして修行

1989

アメリカに留学

1990

ニューヨークにてグラフィック・デザイナーとして修行

1993

帰国 岡山にてフリーランスのグラフィック・デザイナーとして修行

1994

山口 萩焼・坂窯にて修行

1999

先祖の地 岡山市水門町に

築窯

2003

自宅工房にて「はじめ展」

future

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